株価下落の際の人間心理の推移 |
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| 株式投資における一番人間の恐怖や不安が出る場面というと、下降し始めの時期ではないでしょうか。 心理学的にも、最も不安定なところだと言える場面です。
株式投資における株価は、基本的には上下動を繰り返すので、上昇トレンドであっても下降する場面はあります。 その為、上昇トレンドから下降トレンドに移行するタイミングというのは、読み難いのです。
ですから多くの投資家は、下降トレンドに入ったばかりの状態では、まだ強気なままで売ろうとはしません。 まだ上昇中で、この下降は一時的なものという期待感があるからです。
しかし、株式において、下降というのは現実の重力以上に厳しいものです。 落ちる時はあっという間です。 大抵の場合、下降トレンドに突入し始めると、そこから本格的に下降推移になるのは早いです。 下降推移が顕著になってくると、心理学的にはほとんどの人がプレッシャーを感じると言えます。 ですが、ここで差が出てくるのは、テクニカルとファンダメンタルの分析の違いです。 前者はこの動きに敏感ですが、後者はチャートとは別の材料で買っている為、売らない事も多いですね。
そして心理学上最も不安が大きくなる、本格的な下降へと移行していきます。 いわば小さな恐慌状態です。 この動きが見えると、ファンダメンタル型の投資家が一気に雪崩れ込み、その下降はさらに度を増します。 この動きに、さらに初心者の人たちが追従します。 結果、非常に早く下降が進むのです。
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01/22(金) | トラックバック(1) | コメント(0) | 社会 | 管理
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