集団心理の恐怖 |
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| 集団心理というのは、非常に恐ろしいものです。 例えば、日本には「赤信号 皆で渡れば 怖くない」という、見事に集団心理学の原理を表した言葉があります。 これがまさに、株式投資において最も危険な状態を表しています。
株式取引では、基本的に自身の判断によって利損が決定します。 それ故に、常に不安をどこかに抱いての取引となることが多いでしょう。 少しでも、人の意見を聞きたくなる。 あるいは人に頼りたくなる、という状態です。
心理学的にも、これは認められている見解です。 そのような状態で取引を行っていると、やはりどうしても大勢の動きに従順したくなるというものです。 沢山の人が自分と同じ考えなんだと思うと、安心を覚える。 これは、ほとんどの人があてはまる心理ではないでしょうか。
ですが、これが何より株式投資においては危険な状態です。 心理学上、従順状態の人はほぼ確実に油断し、視野が狭くなります。 そうなってくると、いざという時の対応も遅れますし、反応しきれない状態になりやすいのです。 株式投資では、長いものに巻かれるのが一番危ないといえます。 何より、その心理を利用して罠を仕掛ける仕手も存在しています。
株取引における集団心理は、単純に板情報だけで確認できるものではありません。 まだ注文を出していない人も、その背景には沢山存在します。 そういったところの心理的な流れを読む事で、危機的状況を回避する事も可能です。 できる限り、波に飲まれないようにしましょうね。
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01/30(土) | トラックバック(2) | コメント(0) | 社会 | 管理
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