株式取引の心理学入門
 
株式取引の心得、初心者のための心理学入門です
 


社会

板情報と心理学

株式投資において人間の心理学的な一面を最も刺激するのは、板情報ではないでしょうか。
板情報というのは、特定の銘柄の株価や出来高、現在の注文数をわかりやすく示している情報の事です。
今その銘柄はいくらで取引されていて、これまでにどれだけの取引数があり、現在どういった注文がどれだけ出されているかという情報が一目でわかります。
その為、この板情報だけを参考にして株式投資を行う人も少なくありません。
テクニカル分析の中でも、特に多いパターンです。
しかし、これははっきり行って危険極まりないと言えます。

株式投資において板情報というのは、最も重要なデータと言えます。
だからこそ、最も心理学的な面が生まれます。
例えば、買い注文が突然殺到すれば、それを見て購入を決める心理が働きます。
たびたび用いていますが、これが追従という心理状態です。

この心理は板情報を見る事で生まれますが、リアルタイムによる情報提供の場合、それがより顕著となります。
ビジュアル的に数字が伸びているところに、大きな興奮を覚えるという点がひとつ。
そして、いつその波が収まるかという不安がひとつ、それぞれ生まれるからです。
勢いを感じつつもどこか脅迫観念を覚えてしまう要因となります。
当然、売り注文が殺到した場合にも、同じような現象が生まれます。

株価の変動は、実は板情報によって支配されている部分が大きいのです。
それは板情報が心理学的に一番人間の感情を揺さぶるからです。



01/16(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

株購入前と購入後の心理変化

株式投資で一番顕著に心理学的動向が見られるのは、株の購入前と購入後、すなわちポジション確立前とその直後かもしれません。
株式投資では、空売りを行わない限りは株を買って初めて取引に参加できます。
つまり、買う前はどの銘柄がどんな動きをしようと、ある意味他人事です。

人間、他人事に対して基本冷静に物事を見つめられます。
心理学的にも、安定している状態といえるでしょう。
それは、例えとてもお買い得な銘柄を見つけた場合でもそうです。焦ったり興奮したりはしますが、まだこの時点では冷静なのです。

しかし一端何らかの銘柄を購入し、ポジションを確立させると、状況は一変します。
まず冷静でいられなくなります。それは、例え株価が急落しようと、急上昇しようと、同じ事です。
普通ならばここで売るだろうというタイミングでも、まだ上がるだろうという楽観的な判断を下します。
普通ならばここで売らないだろうというタイミングでも、ここから下がるかもという悲観的な判断を下します。
普通ならばここで売らないとまずいというタイミングでも、きっと元に戻るだろうという希望的観測を下します。

根っこの部分が冷静でなくなると、株式投資においてどういった状況になっても、判断力が鈍ります。
これは心理学上、致し方ないところです。

こういった他人事と自分の事との境界というのは、綺麗事では動かしようがありません。しっかりと認め、その上で慣れていくのが唯一の対抗手段です。



01/15(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

株価は追従で生まれる

株式投資においては、しばしば煽動などの心理学的な部分を利用したトラップが仕掛けられます。
簡単に操作できるのは、株価です。
もっとも、簡単というのは操作方法であり、それができる人は結構なお金持ちでないと無理です。

たとえば1株90円の株があったとします。
こういう株は50円未満の株のようにひとつの株価に何十万という株券が発行される状態はなく、ポツポツと売り注文が出されている事が多いです。

例えば、91円に2,000、92円に5,000、93円に8,000、94円に7,000、95円に15,000株の売り注文が出されているとしましょう。
これを全部一人が買い占めるのに掛かる金額は、およそ350万円です。

もしこの金額を持っていて、ある人がこれを短時間で買い占めたとしましょう。
株価は急に5円上がります。5%以上の上昇です。
これを見た他の投資家は、どう思うでしょう。
「急に株価が上がった。今買えばもっと上がるから得だ」と思う人がかなり多いのではないでしょうか。
その結果、この銘柄を買う人が増え、結果的には株価がさらに上昇します。

そして、ある程度上がりきったところで、先ほど91~95円で買った人が全部売ります。
37,000株が一気に売られる事になり、どんどん株価は下がります。すると、「急に株価が下がった。今売らないと大損だ」
という人が増え、株価が一気に下がります。

これが、いわゆる「仕手」というトラップの基本形です。本来は株式において禁止されている行為ですが、実質的には毎日行われている手です。
株式における、心理学的な要素を最も現している行為と言えるでしょう。いわゆる、右へならえ心理です。

株価が急に上がると、それを見た投資家は「まだ上がり続ける」という心理を持ちます。その逆も然りです。
すると数人がその心のまま、株の売買を行います。
その数人の後を追い、数十人が売買を行い、そして数百人、数千人となっていきます。
心理学上「追従」と呼ばれるその行動が株価の上昇、下落を招くのです。



01/14(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

株を売る時の投資家心理

株を買う時売る時では、投資家心理は全く変わってきます。
購入時は、ある意味楽です。
なぜなら、その時にはまだ実際に得か損かわからないからです。
株式取引において、勝ち負け、要するに利益か損失かを決定するのは、他ならぬ自分自身の売り注文なのです。
当然、そこには購入時よりも遥かに大きいプレッシャーがかかります。

心理学上、こういったプレッシャーはあまり良いものではなく、判断力を鈍らせる要因となります。
その為できるだけ早く克服する必要があるでしょう。
とはいえ人間損をする時に平常心でいろといっても難しいですし、逆に得をする際にも別の感情が生まれます。
色々な面で、心理学的な負担が生まれるのが株式投資における売り注文なのです。

株を売る時は、主に5パターンの状況が想定されます。
1つ目は、自分の目標金額に達し、利益を確定させる時。
2つ目は、目標に達する前に下落し、不満を抱きつつ利益を確定させる時。
3つ目は、大きな損も得もなく、その後も期待が持てないので売る時。
4つ目は、損切りラインに達した時。
5つ目は、いつか上がると信じて待ち続け、仕方なく売る時。
当然、これらの状況によって心理学的負担は大きく変動します。
5つ目が一番嫌なのは明らかですが、実は2つ目もかなり厳しい状況です。
というより、2つ目でしっかり売っておかないと、高確率で5つ目にハマってしまいます。

人間、一度得するとそれを基準として考えてしまいます。
その為、最初は利益が出ていてその後株価が下がると、その最初の利益まで株価が上がるのを待とうという心理が働くのです。株式投資で大損する人の多くは、たいていこの魔力に屈してしまうのです。



01/13(水) | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

株を買う時の心理

株式投資のスタートは、株券を買うところから始まります。つまり、株を買わなければ何も始まらないという事です。
ですが、ここで焦って購入するのが一番危険です。
なぜなら、株式投資は、株の購入タイミングでほとんどの利益、損失の可能性が決まるといっても過言ではないからです。

株を買う際の投資家の心理としては、主にふたつに分かれるかと思います。
「ここで買えばお得だ」、もしくは「みんな買ってるから」のどちらかでしょう。
心理学的な見解から見た場合、前者は反発、後者は追従といったところです。
反発というのは、株価が下がっている状態で買うケース、すなわち株が売られている時に購入します。
追従というのはその逆で、株が買われているときに買います。

では、このふたつの買い方はどちらが良いのでしょうか。
心理学的に言えば、反発も追従もごく自然な人間心理であり、そこに優劣は生まれません。
ですが、株式投資の株購入時という条件付の場合、明らかに反発の方が良いでしょう。
というよりも、追従が一番危険なのです。

心理学的傾向として、追従というのは、いわば「長いものに巻かれろ」という状態です。
一見最も無難に思えるこの手法は、株式投資においては一番失敗が多いと言われています。
というのも、株価というのは常に上がったり下がったりを繰り返しますが、これは投資家心理の面で、上がれば下がる方を懸念し、下がれば上がる方を期待するという感情が生まれるからです。
シーソーの原理です。
つまり、追従する事は、投資家心理に反発するという事になるのです。従順な行動が、結果的に逆になるのです。



01/11(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理


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